バイオインフォ道場、くまぞうです。
for文を使うと、コードブロックを指定回数だけ実行することができます。
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for文による繰り返し処理
for文の書き方
繰り返しで用いる変数を準備し、繰り返し処理の対象となる配列やハッシュなどのオブジェクトを指定します。これらは、eachメソッドを持つ任意のオブジェクトです。
for文
for var in collection do 繰り返す処理 ... end
繰り返し処理について
オブジェクト内の要素に対して処理を繰り返します。また、breakやnextを使うことで、繰り返し処理を抜けたり・途中で折り返したりなどの制御を行うことができます。
プログラム
test_for.rb
#! /usr/bin/ruby for x in ["AAA", "BBB", "CCC"]; puts "Hello! #{x}" end
test_for2.rb
#! /usr/bin/ruby ha = {"A"=>"AAA", "B"=>"BBB", "C"=>"CCC"} for key, value in ha puts "Hello! #{ha[key]} : key=#{key} value=#{value}" end
スクリプト実行
$ ruby test_for.rb Hello! AAA Hello! BBB Hello! CCC
$ ruby test_for2.rb Hello! AAA : key=A value=AAA Hello! BBB : key=B value=BBB Hello! CCC : key=C value=CCC
プログラムについて
test_for.rbでは、for文による繰り返し処理を試しました。配列内の要素1つ1つに対して「Hello!」を表示します。test_for2.rbでは、同様にhash内の要素1つ1つに対して「Hello!」を表示します。繰り返し用の変数を複数準備し、key・valueで受け取った内容をそれぞれ表示しています。
繰り返し処理として「for文」を用いましたが、。配列やhashの要素に対して繰り返し処理を行う場合は、Enumerableオブジェクトのイテレーターメソッドであるtimes・each・mapなどを使うことが多いと思います。
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