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理系技術職の転職で注目される他部門との連携能力
理系技術職の転職で他部門との連携能力が注目される理由
理系技術職の転職で他部門との連携能力が注目される理由は、様々な技術に対応する必要性がある点です。多くの場合にはその1つに、専門分野を持つ技術者が在籍しています。一方で、幅広い知識を持つ技術者も在籍しています。
それぞれの専門知識をまとめるには、協力関係が必要となる場合が多く、分野が異なる技術者同士のコミュニケーションが必要となるのです。企業側が多くの技術領域を抱える業種を選択している理由にも、他部門との連携能力の向上が関係しています。技術という1つの製品を生み出す場合、複数の技術を融合させる必要性があるのです。
その中で必要となるのが、コミュニケーション力となります。特に、企業によっては技術分野の異なる社員同士が交流し、そこから新しいアイデアを引き出すことも重要な要素です。そのような人材を育てるために、多方面の経験を必要とする職種が選ばれるのです。
分野が異なる社員の交流を促進させるために、積極的に社内イベントを企画したり、交流の方法を考えたりする企業も多くあります。技術者の他部門への異動は、希望者のみが対象となり、技術分野を限定したものではないケースもあるので注意が必要です。
理系技術職で、他部門との連携が苦手な場合
理系技術職で、他部門との連携が苦手な場合は、他部門とのミーティングを率先して行う。そして、何々課は何がやりたいのか、具体的に伝える。その上で、技術課ではここまでしかできないなどと言わず、きちんとその内容を相手に伝える。企画書の内容もなるべく書く。
何かできることがあれば手を挙げるなど、堂々と言葉を使い、積極的に情報収集も行う。また、初対面の人とも人見知りしないことが協調性につながる。私は、インターンシップで役員の方と一緒に仕事する時には、自分からどんどん相談に行くようにした。いろいろ相談していたら興味を持ってもらえ、自分が仕事をやりやすい環境を作るためにどうしたらいいかなどのアドバイスをもらった。
結果、私は新会社準備室で技術面の責任者となり、今は取締役として働いている。積極的に他部門にも人脈を作るといい。
また、技術職は、技術を知らないとなかなか仕事ができません。技術は先輩などから教わることがほとんどなので、新しい知識を貪欲に学んでいくことも大事だ。