Pythonには様々な乱数生成のモジュールが用意されています。主なものとして、random
モジュールやnumpy.random
モジュールがあります。
random
モジュールを使用する場合、以下のようにして乱数を生成することができます。
import random
# 0から1の範囲の乱数を生成する
random_number = random.random()
# 整数の乱数を生成する
random_int = random.randint(1, 10)
# 指定したシーケンスからランダムに要素を選択する
my_list = ['apple', 'banana', 'cherry']
random_choice = random.choice(my_list)
一方、numpy.random
モジュールを使用する場合、以下のようにして乱数を生成することができます。
import numpy as np
# 0から1の範囲の乱数を生成する
random_number = np.random.rand()
# 整数の乱数を生成する
random_int = np.random.randint(1, 10)
# 正規分布に従う乱数を生成する
random_normal = np.random.normal(0, 1, size=10)
numpy.random
モジュールでは、さまざまな確率分布に従う乱数を生成することができます。たとえば、正規分布、一様分布、ポアソン分布などです。また、乱数の生成にはシード値を指定することができ、同じシード値を指定すれば同じ乱数を生成することができます。
# シード値を指定して、乱数を生成する
np.random.seed(1234)
random_number = np.random.rand()