Midnight Commander (mc) 使い方 基本コマンド10選+

Midnight CommanderはCUIベースのファイルマネージャーです。マウス操作なしで、ファイル操作を快適に行うことができます。表示が2カラムに分かれていて、コピーなどフォルダをまたぐ操作の場合に、コピー先のフォルダの内容も同時に見れるのが便利です。

install

apt でインストールします。

$ sudo apt install mc

mc で起動します。

$ mc

基本的な使い方

カーソルの移動

カーソル移動は「↑」「↓」ボタンで移動できます。フォルダの中には「リターンキー」で入ります。尚、Emacsライクな操作も可能です。

テキストファイルの表示 F3, ESC+3

テキストファイルの表示は、「F3」キーです。デフォルトの動作として、「less」コマンドが実行されます。

ファイルの表示 RETURN

テキストファイル以外の表示は、対応したアプリケーションが見つかれば、リターンキーで表示します。

テキストファイルの編集 F4, ESC+4

テキストファイルの編集は、「F4」キーです。エディターが指定されていない場合は、初回編集時に「どのエディタを使うか?」という選択画面が表示されます。vim, emacsなどのエディタが選択可能です。

コピー SHIFT+F5, F5, ESC+5

同じフォルダにコピーを作成する場合

ファイル名がハイライトされている状態で「Shift+F5」を押します。コピーダイアログが表示され、対象のファイル名が表示されているので、必要に応じてリネームしてコピーします。

他のフォルダにコピーを作成する場合

ファイル名がハイライトされている状態で「F5」を押します。コピーダイアログが表示され、下段「to」には右カラムのパスが自動で表示されます。コピー先として指定したい場合は、「→」を押すとパスが確定されるので、ファイル名を入力してコピーを実行します。

フォルダごとコピーする場合

フォルダがハイライトされている状態で「F5」を押します。フォルダごとコピーされます。操作はファイルのコピーと同じです。

移動・名前変更 SHIFT+F6, F6, ESC+6

同じフォルダでリネームする場合

ファイル名がハイライトされている状態で「Shift+F6」を押します。リネームダイアログが表示され、対象のファイル名が表示されているので、リネーム後の名前を入力して実行します。

他のフォルダに移動する場合

ファイル名がハイライトされている状態で「F6」を押します。ダイアログが表示され、下段「to」には右カラムのパスが自動で表示されます。移動先として指定したい場合は、「→」を押すとパスが確定されるので、そのまま移動を実行します。

フォルダごと移動する場合

フォルダがハイライトされている状態で「F6」を押します。フォルダごと移動されます。操作はファイルの移動と同じです。

ディレクトリの作成 F7, ESC+7

ディレクトリを作成したいフォルダに移動して、「F7」を押します。ダイアログが表示されるので、フォルダ名を入力してフォルダを作成します。

ファイルの削除 F8, ESC+8

ファイル名がハイライトされている状態で「F8」を押します。削除ダイアログが表示され、実行を選択するとでファイルが削除されます。フォルダも同様の操作で削除可能です。

終了 F10, ESC+0

「F10」または、「ESC 後 0」で、Midnight commanderは終了します。

コマンドのキャンセル

「ESC」でコマンドをキャンセルできます。

覚えておくと便利なコマンド

新規ファイル作成

「Shift」+「F4」で編集用として登録済みのエディタで新規ファイルを作成します。

左右のパネルのディレクトリを合わせる

「Alt」+「i」で、左右のパネルのフォルダをカレントフォルダに合わせます。

パネルレイアウトを水平・垂直で切り替え

「Alt」+「,」でパネルレイアウトを水平・垂直で切り替えます。

ファイルにフィルターコマンド適用

カーソル位置のファイルに「Esc」+「!」でフィルターコマンド(cut, head, sed, awkなど)を実行します。結果は、表示用エディタで出力されます。

mc・コマンドラインの切り替え

「Ctrl」+ 「o(オー)」 で画面が「mc」<->「コマンドライン」で切り替わります。

ホットリスト

ホットリストによく使うディレクトリを登録しておけば、いつでも素早く登録したディレクトリに移動することができます。ホットリストの表示は「Ctrl+\」、ホットリストへの追加は「Ctrl+x+h」です。

ディレクトリの直接移動

「Alt」+「c」で、ディレクトリの直接移動ができます。「Alt」+「t」を押すと、履歴が表示されるので、選択して移動することができます。

履歴表示

「Alt」+「t」を押すと、履歴が表示されます。

ファイル名取得

「Alt + Enter」でファイル名を取得します。取得したファイル名は、mc画面の下部コマンドラインに出力されます。フルパスで取得する場合は、「Ctrl + Shift + Enter」です。

左右のカラム入れ替え

「Ctrl + u」で左右のカラムを入れ替えます。

ファイル検索

「Alt + Sift + ?」でファイルの検索を開始します。検索結果ダイアログから見つかったファイルにジャンプすることもできます。

まとめ

  • Midnight CommanderはCUIベースのファイルマネージャー。
  • 2カラムタイプのファイルマネージャー。
  • コマンドを使ったファイル操作で、端末上でもファイルをわかりやすく操作できる。

ソフトウェアデザイン 2020年9月号の特集で、CLIファイラー「n3」が紹介されていて、自分好みのものを探してみました。「n3」の記事に沿ってインストールしてみると、「こちらもいいな」と思います。ツールによって、作業効率も大きく変わるので色々試してみるのが良いですよね。

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