バイオインフォ道場、くまぞうです。
for文を使うと、コードブロックを指定回数だけ実行することができます。
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for文による繰り返し処理
for文の書き方
繰り返しで用いる変数を準備し、繰り返し処理の対象となるリストやタプル、ディクショナリなどのシーケンスオブジェクトを指定します。繰り返しブロックは、インデントを忘れないように注意します。
for文
for var in collection: 繰り返す処理 ...
繰り返し処理について
オブジェクト内の要素に対して処理を繰り返します。また、breakやcontinueを使うことで、繰り返し処理を抜けたり・途中で折り返したりなどの制御を行うことができます。
プログラム
test_for.py
#! /usr/bin/python
for x in ["AAA", "BBB", "CCC"]:
print "Hello! %s" % x
test_for2.py
#! /usr/bin/python
dt = {"A":"AAA", "B":"BBB", "C":"CCC"}
for key, value in dt.items():
print "Hello! %s : key=%s value=%s" % (dt[key], key, value)
else:
print "Bye!"
スクリプト実行
$ python test_for.py Hello! AAA Hello! BBB Hello! CCC
$ python test_for2.py Hello! AAA : key=A value=AAA Hello! BBB : key=B value=BBB Hello! CCC : key=C value=CCC Bye!
プログラムについて
test_for.pyでは、for文による繰り返し処理を試しました。リスト内の要素1つ1つに対して「Hello!」を表示します。test_for2.pyでは、同様にディクショナリ内の要素1つ1つに対して「Hello!」を表示します。繰り返し用の変数を複数準備し、key・valueで受け取った内容をそれぞれ表示しています。forの最後で、elseを使いました。この条件は、途中でbreakしたときは実行しません。
繰り返し処理として「for文」を用いましたが、Pythonは内包表記を使うことでより簡潔に表現することができます。ただ、凝り過ぎると複雑に見えるので注意が必要です。
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