理系技術者の転職でもやっぱり人間関係が大事
理系技術者の転職では人間関係が大事と言われる理由
理系技術者の転職では人間関係が大事と言われる理由は、人間関係の良し悪しは仕事全体の良し悪しに関連するからだと思います。人によって仕事の進め方は違うので、そういう違いを全部さらけ出すぐらいでないと、合わない仕事は無理だと転職する人は多いです。技術者も人間ですから仕事しやすい方法もあるでしょう。
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でも苦手な仕事は変わらないので、まずはそういう苦手な仕事に飛び込むことから始めるのがいいと思います。人間関係の良い職場を探して会社を変えても、また同じような経験をすることになるので、苦手を克服したほうが楽だと思いますよ。技術者として転職する際には人間関係は重要と考えてしまうので、人間関係に悩んだら転職サイトを利用したり、転職エージェントを頼ったりもします。
苦手な人と仕事をする機会を与えてもらい、ある程度自分で割り切ることも大事だと思います。人間関係のせいで仕事ができなくても自分の評価を落としてはいけません。
嫌な仕事はしっかり断り、自分にとって必要な仕事だけを引き受けるようにしましょう。転職エージェントは基本的に嫌な仕事を押し付けたりしないので、希望の仕事だけを伝えてみるのがいいと思います。
特に転職エージェントは利用料が無料のところがほとんどです。
理系技術者が頼れる人間関係を築くために
理系技術者が頼れる人間関係を築くためには、定期的に職場や業界の勉強会に参加することが大切。それにより、知識と技術力が高く、なおかつ尊敬できる上司や先輩に出会い、徐々に仕事のやりがいを感じられるようになっていきます。異業種の人と出会えるのも、技術者のネットワークの魅力ですね。
そして、今の技術力を維持するためには「最新の情報をキャッチすること」も重要。できるだけ上流のプロジェクトに関わって、社会全体のIT力を把握するのが何よりの勉強になります。とにかく地道な努力の積み重ねが技術力を保ち、将来、上流工程にも携われる人を育てるんですね。
勉強ができる人には、それを最大限に活かしてもらえたら、と思います。そして、最後にもう1つ、エンジニアとして働く上で意識してほしいことがあります。
それは「何に対しても好奇心をもつこと」。就職活動の時でも、その業界について何も知らない状態で応募するのは避けた方がいいと思います。少しでも興味のある会社に「なぜ、当社を志望するのか?」と聞いてみてほしい。
その答えに、その企業の技術や会社への思いがこめられているはずです。