バイオ関連の就職・転職 バイオインフォマティシャンとして働こう!

将来期待されているバイオ関連の企業で働きたいと考えている人は多いと思います。
私は幸運にも、転職によって現在の職を得ました。転職が成功した理由は、「必要な資格を揃えていたこと」と「転職サイトをうまく活用したこと」です。私の経験をもとに、転職サイトの賢い使い方・役に立った資格についてまとめたいと思います。
エントリーシート 攻略
もし、あなたが企業の採用担当者だとしたら、たくさんの応募者の中からどんな一人を選出しますか?たくさんの応募者から面接までしてみようと思う人を選ぶには、資格(スキル)でふるいにかけるのが一番簡単で確実、そして公平です。折角、十分な能力を持っていても、エントリーシートの内容が条件を満たさなければ採用担当者に見てもらえないという現実を受け入れる必要があります。
もし、転職が思うようにいかないと思っている場合は、書類審査で落とされないこと・採用担当者やエージェントなどの「キーになる人に気づいてもらう」ということを意識してみてはいかがでしょうか?
ネットでの活動を中心とした転職活動は便利ですが、待っているだけではチャンスはつかめません。転職サイトへの登録は無料なので、少しでも可能性があれば登録してみましょう。
エントリーシートには、きっとたくさんの資格入力用の欄があります。今まで自分が携わった仕事は大事ですが、採用側が絞り込む場合は資格が利用されます。自分の狙う職種に合った資格は、転職までにしっかり計画を立てて取得しておきましょう。
バイオインフォマティシャンの求人 転職サイト 転職エージェントの活用
まずエージェントを利用した転職は個人の転職活動とレベルが違うということを伝えておきたいと思います。
エージェントを介した転職では、転職のプロが仲介するため、転職希望者と採用者側でのマッチング率が高く・仕事内容に満足することが多いと思います。自分では交渉しづらい給与面や福利厚生についても、エージェントが相手先と交渉をまとめてくれるので高待遇で条件がまとまる可能性が高いです。
おすすめ転職サイト登録
私のおすすめ転職サイト数社を紹介します。求人は出会いのタイミングが重要です。登録はお早めに!
バイオ関連で仕事を探す場合、特にバイオインフォマティクスなら、私の経験としてはIT系を足がかりに探していく方がたくさん仕事が見つかるので良いと思います。
実は、バイオ関連・バイオインフォマティクス関連は転職サイトでもカテゴリ分けが難しいので、エージェントと何度か打ち合わせを続けているうちに希望の仕事が見つかることがあります。あまり、素人考えで転職サイトへのエントリーを見送らない方が良いと思います。
>> レバテックキャリア
転職サイト活用のポイント
- 転職サイトでエージェントサービスにエントリー(複数登録でチャンスを広げる)
- 転職サイトでアピールポイントを定期的にメンテナンスする。
- 面談の機会は積極的に参加し、自分の考えをエージェントにしっかり伝える。
バイオインフォマティクスに関係する資格

バイオインフォマティクスでは幅広い技術を習得していることが求められます。就職や転職に役立つ資格もあります。資格至上主義に偏るつもりはありませんが、バイオインフォマティシャンの就職や転職の際に公平にアピールできる数少ない材料の1つです。ぜひ挑戦してみましょう!
バイオインフォマティクス技術者認定試験
バイオインフォマティクス技術者認定試験は、日本バイオインフォマティクス学会が実施している認定試験です。学生さんや製薬関係の方が受験されることが多いです。
>> 日本バイオインフォマティクス学会 バイオインフォマティクス技術者認定試験
Linuxの資格 LPIC
バイオインフォマティクスに関連する資格としておすすめなのが、「LPIC(エルピック)」です。LPICは、Linuxの技術者としての認定資格です。本部はカナダにあり、Linuxスキルの判断基準として国際的に認められている資格です。近年、IT関連の企業でも、取得することを推奨されています。
>> Linux Professional Institute – LPIC
ITスキルの資格 基本情報技術者試験 と 応用情報技術者試験
バイオインフォマティクスの分野では、情報技術に関するスキルは必須です。関係する国家資格は「基本情報技術者試験」・「応用情報技術者試験」です。これらの資格は、IT企業では必須取得の資格の1つです。
>> 情報処理推進機構 基本情報技術者試験・応用情報技術者試験
統計検定試験
近年、様々な分野で注目を集めている統計ですが、バイオインフォマティクスの就職や転職でも統計に関する能力を求められます。統計に関する資格では、日本統計学会公式認定・総務省後援の統計検定という試験があります。
>> 日本統計学会公式認定 統計検定
現在は、求人・就職環境が非常に良いと聞きます。バイオ関連の分野にも異業種からどんどん人が入ってきているように見えます。自分の可能性を信じてチャレンジしてみましょう!