バイオインフォ道場、くまぞうです。
Rのデータ構造は、他のプログラミング言語でよくみかけるデータ構造とは少し異なるように感じるかもしれません。しかし、基本的な構造を理解すれば、Rはもっと使いやすいツールになるかもしれません。配列編。
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Rのデータ構造
配列
配列は、行列と同様の多次元のベクトルで、2次元以上に拡張されたデータ構造です。
生成とアクセス
配列の生成は、array関数
を使います。データへのアクセスは、行列同様、行と列・次元のインデックスや名前を使ってアクセスできます。
行列の生成・アクセス
R > my_data <- array(1:24, c(2, 3, 4)) R > my_data , , 1 [,1] [,2] [,3] [1,] 1 3 5 [2,] 2 4 6 , , 2 [,1] [,2] [,3] [1,] 7 9 11 [2,] 8 10 12 , , 3 [,1] [,2] [,3] [1,] 13 15 17 [2,] 14 16 18 , , 4 [,1] [,2] [,3] [1,] 19 21 23 [2,] 20 22 24 R > my_data[2, 2, 2] [1] 10