z-score 計算方法 エクセル(Excel) 編
統計処理で、大きく変化しているなどの判断基準にも使われる値として、Z-scoreがあります。Excel(エクセル)を使って求めてみます。
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目次
z-scoreとは
データを平均0・標準偏差1になるように、全てのデータに対して変換処理を行ったものです。z-scoreに変換することで、散布度も考慮しつつ平均値からどのくらい離れているかを調べることができます。z-scoreの算出には、平均値と標準偏差を使います。
z-scoreを求める
「excel」を使ってZ-scoreを求める
excelで、z-scoreを求めるには、standardize関数を使うと便利です。
Z-score エクセル
- 各データをセルに書き込みます。
- 平均値を求めます。
関数はAVERAGE
を使います。 - 標準偏差を求めます。
関数はSTDEV.P
を使います。 - z-scoreを求めます。
関数はSTANDARDIZE
を使います。データと求めた平均値・標準偏差を指定します。 - 偏差値も求めてみます。
偏差値は平均値が50・標準偏差が10なので、「10*z-score+50」で求めることができます。