理系技術職の転職で意識すべきは「事業全体の中での役割」

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理系技術職の転職で意識すべきは「事業全体の中での役割」

理系技術職が事業全体の中での自分の役割を把握するために

理系技術職が事業全体の中での自分の役割を把握するためには、一般職がなぜその仕事をしているのかという背景を把握しないと難しいのかもしれません。ただ、学生でもそうだと思いますが、仕事をしている中でしか分からないことの方が多いと思います。私は日本ガイシでセラミックに携わっていますが、入社してから初めて「セラミックとは」という研修を受け、初めてこの仕事になったのです。

そこで自分が何をすべきかがわかってきました。ですから、理系で技術職になりたいという人は、技術系の学会や展示会、業界誌などで知る機会をつくって下さい。興味や意欲があれば道は開けます。

学生さんには、「これをやりたい」というイメージだけで就職せず、必ず会社説明会に出向いて下さい。それが大事です。学生時代の時間は本当に短く、やりたいことをやるには1、2年で終わってしまいます。貴重な時間を無駄にするのではなく、できるだけ色々なことに取り組んでください。

それが就職してから自分が充実した学生生活を送ることにつながると思います。私がそうでした。

でも失敗することは誰でもあります。その失敗の中で学び、次の経験で得ることがあるのです。それが社会に出てからの力になるのです。

理系技術職が事業全体の中での自分の役割を意識した働き方

理系技術職が事業全体の中での自分の役割を意識した働き方は、様々な経験を経て現在のような考えに至る流れの中でも、ベースにはあったと思います。とはいえ社会人になってから、「自分で考え、積極的に行動しよう」という意識はもう3年目。4年目にはいろうとしている今、改めて学生時の原点を振り返ってみて、良い意味で裏切ってくれたなと思えたことが、様々な経験のきっかけになったと思います。

ちなみにこのあたりは、キャリアの話と重複するのでこの記事では割愛しますが、「企画力を身に付けたい」という思いは、営業をさせてもらっていた時に作った「お客様の課題を見つけるのが得意」という強みがあったからこそかもしれません。その強みを、今のポジションでうまく生かすことができるようにしたいなと思います。

これは「企画」が得意な技術職ならではというところだと思いますし、もしかしたら他の技術職に就いた時にも求められることなのかもしれません。個人的には、学生時代に実際に自分で考えて行動したことが、今の仕事での自分の強みのベースになっていると思います。

ここで得た学びは、経験した仕事だけに留まらず、他領域の仕事や経験にも生かされていると感じています。

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