バイオインフォマティクスでは大きなデータを使用するので、ひと目で大きなデータがわかると重宝します。そのようなファイルは、シェルで検索することもできますが、ディスク使用量アナライザーを使えばGUIで視覚的に確認することができます。
ディスク使用量アナライザーとは
ディスク使用量アナライザー(旧名 : Baobab)とは、コンピューターのディスク使用率を表示させるためのグラフィカルなフロントエンドである。
ディスク使用量アナライザーは従来GNOMEの追加的なソフトウェアとして単独で配布されてきたが、バージョン2.4.2 以降、GnomeUtilsに含まれて配布されるようになった。
ディスク使用量アナライザー 使い方
ディスク使用量アナライザーを使えば、使用量の大きなフォルダを簡単に見つけることができます。GUIで視覚的に確認することができます。
ディスク使用量アナライザー 起動方法
ディスク使用量アナライザーは、Dashから起動します。「bao」と検索します。
起動
使用量の大きさは図(パイ)の大きさでわかる
大きなフォルダーが大きく描かれるので、どのフォルダーに大きなデータが存在するのか一目瞭然です。中心から外側に向かって、フォルダが細分化されていきます。グラフの上にマウスを持っていけばフォルダ名とサイズがポップアップします。
グラフ
フォルダーの階層とグラフは連動している
フォルダーの階層と詳細(使用量%・サイズ・ファイル数)が、左側に一覧表示されます。右側に表示されるグラフは、選んだフォルダーに対応しているので、フォルダを選択するとグラフが再描画されます。
フォルダ一覧
「フォルダ操作」は右クリック
左側のフォルダーの階層表示で右クリックすると、メニューがポップアップします。「フォルダの削除(ゴミ箱へ移動)」や「フォルダを開く」などの操作を行えるので、ディスクの整理や内容の確認などが簡単に行えます。