awk コマンドラインでの実行とスクリプトファイルでの実行
バイオインフォ道場、くまぞうです。
awkを実行する場合、コマンドラインで指定する方法と、スクリプトファイルを指定する方法があります。
目次
awk コマンドラインで指定する
patternとactionは、シングルクォートで囲んで指定します。標準入力やパラメータの最後に指定したファイル(群)に対して、それぞれのパターン・アクションを適用して、フィルタリングなどの処理を行うことができます。尚、パターンの前後にはオプション(FSなどのシステム変数やシェル変数など)を指定することができます。
書式
$ awk 'pattern { action }' datafile
例
$ echo | awk '{print "hello"}' hello
awk スクリプトファイルで指定する
処理が長い場合は、スクリプトをファイルにまとめて記述することができます。スクリプトを別ファイルとして記述した場合は、-f
オプションでファイル名を指定して実行することができます。標準入力やパラメータの最後に指定したファイル(群)に対して、それぞれのパターン・アクションを適用して、フィルタリングなどの処理を行うことができます。尚、スクリプトファイル名の前後にはオプション(FSなどのシステム変数やシェル変数など)を指定することができます。
書式
$ awk -f scriptfile [--] datafile
例
$ cat hello.awk {print "hello world"}
$ echo | awk -f hello.awk hello world